今日は、復活祭(フランス語では Pâques パック=イースター)です。
数日前から、いや…数週間前から、カレンダーに大きくバツ印をつけて、
もう〜いくつ寝ると〜♪という感じで(笑)今日という日を楽しみにしていたオースケ。
前日、まさかの明日(復活祭)朝起きたらすぐ、チョコレート探しに行くよ〜!!宣言。
えっと…ちょっと待っていただいてもよろしいですか…?あなた、早起きですよね…?
6時30分には起きますよね?(お休みの日にも。涙。それって新しいタイプの拷問ですか??)
ここ数日、雪混じりの雨が続いているシャモニー、前日の夜に庭にチョコレートをおいて
置くのは不可能です。(クリスマスの場合はお家のツリーの下にサンタさんがプレゼントを置いていってくれますが、
外だと鹿さんとかに袋がかじられちゃうかもしれないし。)まさかの5時起き…?
結局、そこまで早起きではありませんでしたが、7時過ぎの朝靄でまだ薄暗く、
粉雪が舞う中、卵(チョコレート)狩り。
(色とりどりの卵や卵に見立てた手作りのお菓子を庭に隠して子供達が探すのですが、近年はチョコレートが主流になっています)
あっちの方にもあるかもよ〜。というと、ママ持ってて!とカゴを一つ私に渡して、
ダッシュするオースケ。(走らなくてもチョコレートは逃げませんよ〜。)
くまなく(笑)庭を探し回り、うちの中でテーブルの上に並べます。
大きなたまごの中に、おもちゃがあるのを知っているので、どうやって開けるの〜?
と言いながら、速攻、かぶりついた跡が。(こら〜!)
例年なら袋に入っている小さな卵型チョコレートは袋から出して、3、4個づづ、
庭に隠すのですが、今年はそんな余裕なし!(笑。ど〜んと、いきました!?)
サンタさんと同じで、信じているうちはお付き合いしなければなりませんね〜。
ちなみにオースケ曰く、チョコレートはcloche/クロッシュ(直訳すると鐘ですが、この場合
キリストの使者を指しているようです)が、運んできてくれているとのこと。(子供は夢があっていいなぁ)
さて、この復活祭(パック)クリスマスと並んで欧米ではとても重要なイベントで、
イエス・キリストが復活した日とされています。(一説によるとクリスマスよりも重要とのこと)
毎年、春分の日が過ぎ、初めの満月(今年は昨日4日でした)の次の日曜日に設定されていますが、
ウサギは多産のため、そして卵も新たな生命(誕生)を意味するため、ウサギやニワトリ、
そして卵のチョコレートが、この時期になるとチョコレート屋さんをはじめ、パン・ケーキ
屋さん、またスーパーに(特設コーナーができます)たくさん並びます。
毎年、この時期になるとシャモニーで、私が必ず訪れる(チョコレートを買いに行く。笑)場所が
あるのですが、次回、ご紹介したいと思います。(また今日も引っ張りまーす。)
休みの日の(しかもお天気の悪い!涙)早起きは辛い…でもブログを午前中に更新できたから、
やっぱり早起きは三文の徳!?