今年の秋は本当に気持ち良いくらいの晴天続きで暖かな日が続いていましたが、
ゆっくりとそれでいて確実に、冬の空気を感じていたここ数日……
今日は予報通りシャモニーでは朝から雪が降りました。
空があまりにも青いくてお日さまの光が暖かいと、家に籠ることに
罪悪感すら感じてしまうのですが、今日は霧も濃く全てが灰色の世界。
心置きなく、籠らせていただきました。(ちょこっと雪合戦もしました。)
さて本日私がやったこと、ひたすら神経衰弱…。
と、いいましても、長男&次男の靴下のペアを探し
(…汗。普段からどれだけ片付けをきちんとしていないのを自ら暴露。笑)
ブンの靴下は全部同じで一部色違いという代物なのですが(ほっておくと左右違う色を平気で履くので色合わせ必須。)
全くそのワンポイント??無視。(見えない部分なので問題なといえば……ないかも…!?)
それを新婚当時、ブンの友人に溜息まじりに言ったら「それの何が問題なの?」←(こやつもフランス山男)
と言われて、目が・。「うん。そういわれるとね、左右違う靴下を履いていることなんて実は大した
ことない。」と思えてくるから不思議!?しかし、私は気になるのでペアにしますけどねー。
そしてオースケ。もっとひどいです。というか靴下がそもそも嫌いで履きたがらない上に、
すぐにそこらじゅうに脱ぎ捨てるので、ソファーの隙間とか、あるいはもっととんでもない
ところから、ひょっこりと片方の靴下が出てきたりして、時差もあるので、なぜか片方だらけ。
だいぶ靴下のペアを見つけて、ものすごく達成感を感じた私は幸せ者だと思います。(笑)
さて、一日中靴下の神経衰弱をしていたわけではなく2時間ドラマを見ながら
衣類の片付けもしました。
4月に日本の母から送られてきた荷物に入っていた本「フランス人は10着しか服をもたない」
日本でベストセラーになっていてご存知の方も多いと思いますが、この本を手にして
数ヶ月経った今でも、実践できずにいます。
まだ着られるし、もったいないと思うと、ほんとうに捨てられません。
先日は切った木を運んだり、薪用にサイズを揃えたりするときに、捨てようと思っていた
破れたジーンズをとっておいたことで、作業用の服として使うことができたりもしたので、
やっぱりとっておくと何かのときに役に立つと妙に思ってしまったりもするのです。
でもやっぱり、良質で使い回しが効く服が数着だけ収められているクローゼットには憧れます。
フランス人は10着しか服をもたないのかというと、そういう人も中にはいますが、
そんなことは全くないなという人も沢山います。(山の我が家は義母も含めて完全に後者)
ということで(??)山の我が家、持たない上質な暮らしへの道のりまだまだ遠い…。
そして明日はソリ遊びを言い渡されているので、どこまで片付けられるかわかりませんが
地道に続けたいと思います。(乞うご期待!??)
しかし、明らかにクローゼットに収まりきらないくらい洋服があるのに、
家族全員、いつも着ている洋服がワンパターンっていうのはどういうことなんでしょう。
(そういうことですよね…)