シャモニーで飲める美味しいフレンチアルプスの天然水

ここ数日、シャモニーに水を汲みにいくのが日課になっています。というのも普段、山の我が家の水は結構おいしくて、泊まりに来た友達からもなんだか肌がすべすべ滑らかになった気がする（←お風呂）と言われるくらいなめらかなのですが、困ったことに定期的に不味くなる時があり、「ほんとに不味いかも・・」という事態が数日前に発生。

時々、ブンが「水がまずい。」と言い出してもたいていは「気のせい気のせい」で聞く耳持たずすませていたのですが、今回、理由はわからないのですが、ちょっとごまかしきれないくらい本当に不味い・・・。（ずっと雪が降ってなかったから水が枯れた？？）シャモニーの水は大抵美味しいので、都市部の家庭に比べてミネラルウォーターの常備率は低いと思いますが、地域によって水質の差が大きいのも事実。

我が家は普段はまったく問題ないので、もっぱら購入するミネラルウォーターは炭酸水なのですが、今回は炭酸なしの水もスーパーで購入。水は安いとはいえ、お料理に使ったりと大量に購入すると馬鹿になりませんし、好みによるところが大きいかと思いますが、基本的にフランスのミネラルウォーターは硬水なので日本人の口には合わないものが結構あります。

そこで、そういえばシャモニーの中心地に住んでいる友達はいつもシャモニーっこが通う、水汲み場（笑）から水を汲んでお家にストックしてあるなぁということを思いだし、家じゅうのボトルといつの間にかブンが買ってあった10ℓのタンクをもっていざ出陣！

断捨離でほとんど捨ててしまった日本酒の空き瓶ですが、まだ片付けの着手をしていないカーヴ（倉庫）の中に置いてあって難をのがれた（笑）「渓流朝しぼり－２９℃※」こんなことならやっぱり取っておくんだったなぁ他の空き瓶・・・ずらりと並べてにやにや出来たのに。（←たとえ中がお水でも！）って氷点下の中、水を汲みながら考える私も我ながらどうかと思いますが、しばらくはオースケの習い事の送り迎えなどでシャモニーに行ったときに水を汲みに行くという日課が続きそうな山の我が家です。※−29℃の雪室で熟成させた日本酒で春先限定発売。美味しいので日本酒好きの方は是非～。

フレンチアルプスの天然水といえばエビアンが有名ですが、わたしはエビアンあんまり好きではないので、断然こちらのシャモニーの天然水おススメします！汲みに行って思ったのですが、美味しい水をわざわざ汲みに行くのってなんだか楽しかったりしますし、実際こんな真冬でも結構みんな汲みに来ています。ただシャモニーの中心街からは徒歩15～20分弱かかる場所にあるので、私のように車で行けない場合、いまの季節はお勧めできませんが、温かい季節にはガイアンへ抜ける道でもあるので散歩がてら汲みに行くのにもちょうどいいと思います。ただし硬水なので、慣れない日本の方はがぶ飲み注意です。