フランスのエイプリルフールは4月の魚

 

エイプリルフールのシャモニーは粉雪の舞う肌寒い1日でした。
諸説あるエイプリルフールの起源の中でも、フランスが発祥の地という説が有力の
ようですが、フランスでエイプリルフールはPoisson d’Avril(パワソン ダヴリル。4月の魚)
と呼ばれています。

なぜ魚なのかというと、この時期、釣り糸をたらせばすぐ釣れるあまり利口でない鯖のように、
すぐ嘘に引っかかる人を揶揄したという説や(フランスらしい…?)4月の始めは魚の産卵期にあたり、
漁が禁止になる前日の今日、釣れなかった釣り人をからかったのが始まりという説や、
太陽が3月の魚座から離れる為。といった説などいくつか魚にちなんだ諸説あるようです。

フランスでは、子供たちは紙に書いた魚の絵を、大人や友達の背中にこっそり張り付ける
というイタズラをします。(というわけで?準備!笑)

IMG_4678

オースケ、学校でもみんなで担任の先生に貼り付けたそうです。(先生も大変だぁぁ)
クラスの生徒全員(23人)が貼り付けたら、それこそ魚のウロコみたいかも〜。(笑)

お約束で、我が家でも私とブンが貼り付けられたわけですが、オースケカメラマンの
腕が悪く(爆。背中は撮れないしなぁ)写真がブレブレだったので、こっそり剥がして冷蔵庫に
貼り付けたのがこちら。(すぐに見つかって、すごく怒られました。なぜだ〜!?)

IMG_4679

ジバニャンがいたら、いっぱい貼り付けたのになぁ〜。と、はしゃぐオオスケ…。
そういえば、前も隣で寝ているジバニャンにイタズラしてたもんね…。

IMG_3121

きっと、『おいらは食べられる魚のほうがいいニャン!』とかいって、
仲良くケンカしてたんだろうなぁ。
ジバニャンがいなくなっちゃったことが、嘘だったらよかったのにね。

IMG_4689

4月1日、夜8時のシャモニーはまだ明るく、エギュイ・デュ・ミディには
真っ白な雪が積もっていました。(これは本当。笑)

そして今日は、それ…嘘であって欲しいんですけど…という出来事もあったので、
またエイプリルフールネタ(??)明日に続きます。(我ながら引っ張るなぁ〜。)