今回ご紹介するのは、昨年の秋に新しくシャモニーにお目見えした La Jonction coffee(ラ・ジョンクション コーヒー) 。
以前ご紹介したPieの並びにあり、向かい側にはChez Constant や Belougaがあるシャモニーのメイン通りの端っこに位置するカフェです。
ジョンクションは文字通り「合流」という意味ですが、みんなが集うカフェという意味のほかに、シャモニーには二つの氷河(ボッソン氷河とタコナ氷河)の合流地点 ※別れる場所でジョンクション(2589m)と呼ばれているところがあり、少し上級者向けのハイキングコースの目的地から名付けられた名前でもあります。
オーナーのグレンさん(画像右側の方)がヴァカンスでシャモニーを訪れた時に、「シャモニーは素晴らしいところだけれど美味しいコーヒーがない」=「だから自分でコーヒーショップを作ろう。」と思ったのがきっかけで出来たこちらのお店。(そう思って実際にお店をオープンできることがすごい…ちなみに金融関係のお仕事をされていたとのことでシアトルからシャモニーへ上陸)それだけにご本人もスタッフもバリスタの講習も受講してこだわりのコーヒーを提供しています。
ガールズトーク(笑)で訪れた3月のとある日は既にちょっと汗ばむほどの陽気だったので、「何か冷たいものありますか?」と伺ったら、おススメされたのがこちらの水出しコーヒー。
こだわりの豆で抽出したあと数日寝かせる(すでに記憶があいまいなのでおっしゃっていた豆の名前を忘れる&寝かせる時間が72時間・・60時間だったか36時間だったか・・? すみません。コーヒー好きの方は是非ご確認を!汗)こちらのコーヒーは素人の私が言うのも何ですが、コーヒー豆の自然の甘みがあって何とも言えない旨みのあるコーヒーでした。ちなみにオーナーのグレンさん30年前に沖縄にいらっしゃったことがあるそうで(えっ?おいくつですか??)ほんのすこ~しだけ日本語を話されます。
夏の暑いシャモニーでアイスコーヒーが飲みたくなったら是非、お試しくださいね。その際、コーヒー豆の甘みそのものを味わいたい方はストレートでいいかと思いますが、そうでない方は日本からこっそりガムシロップを持参することをおススメします。(ミルクは希望すれば入れてもらえると思いますが、フランスには元々アイスコーヒーがないので、ガムシロップは基本的にありません)
ただ不思議だったのは、ぺちゃくちゃぺちゃくちゃとおしゃべりしているうちに、氷がどんどん溶けていったのにコーヒーが薄くなった気がしなかったこと。シャモニーのコーヒーが美味しくないとは普段思わない私ですが(そもそもフランスとアメリカのコーヒーって美味しいの定義が違う気がします)これはやっぱり拘るだけはあるのかも・・。と思った一品です。
その他、夏に向けてトニックウォーターのエスプレッソやフルーツスムージーなど冷たい飲み物の新しいメニュー(こちら)が御目見えしているようなので、暑いシャモニーの夏で喉が渇いたら是非、お試しあれ!
とは言うものの・・夏でも肌寒いことがあるシャモニーでは、真夏でも暖かいドリンクが飲みたくなることも・・そんな時は充実しているホットドリンクメニューからお好きなものをチョイス出来るのもうれしいところ。ラテアートもいろんなバージョンがあってかわいいです。
こちらは、とある日に注文したモカコーヒー。「ホイップつける?」※会計は済んだ後だったので無料だと思います。「つける?」と聞かれると条件反射で「はい」というこの口が呪わしい・・。(美味しいのとダイエットは別問題…)
店内はゆったりソファ席で無料WIFI完備。手作りのクッキーやマフィンの他、ベーグルなどの軽食もあります。時々お掃除が行き届いていないことがナンだったりしますが…コーヒーに傾ける情熱を少しお掃除にもお願いします!シャモニーでバリエーションに富んだ美味しいコーヒーが飲みたい時は、La jonction coffee いかがでしょうか?
LA JONCTION COFFE
Tel : +33(0)6.34.02.96.88
2 comments on “バリスタのいるカフェでこの夏は美味しいアイスコーヒーを!”