シャモニーのスキーヴァカンスとKANDAHAR

 

山の我が家は相変わらず、嵐警報が発令されています。
いろいろありすぎて、すべて書けません(笑。ブログ放棄。というか全部綴ってたら終わりません…)

ハトコ兄くん車のドアに小指挟む。ハトコ弟くん玄関のドアに手挟む。
そりゃあ、痛いからギャン泣きもしますわなぁ(大事に至ってないのが救いです。ほんと。)
オースケもたいがい不注意による怪我が多いのですが、やっぱり君達
同じ血が流れているのね。と思う今日この頃。(まっ私もお転婆だったから人のことは言えないけど)

さて今朝は気合を入れて、朝一番でスキーにいったのですが、この通り↓
大行列。(ヴァカンスですなぁ。)

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「なんですか…これは…。」普段0分待ちレズーシュのゴンドラがこんなことに。
(子供たちのスキースクールも朝のレッスンの集合時間が8時45分でここから登るので余計に混雑)

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ゲレンデを少し「えっちらおっちら」と登って最後尾に並ぶと、どんどん後ろにも列が
伸びていきます。朝9時を回っていますが、周りの山が高いので日が当たらずこんな感じ。

なにやら赤いお揃いのウェアを来た若者たち多数。勝手に名付けて「チームルージュ」
お話してみたら、19、20日に予定されているKANDAHAR/カンダハー(ル)のコース
整備で昨日からお手伝いをしているシャモニーにある高校のスポーツ科の生徒さん
総勢70名以上でした。(1年生を除く2、3年生だそうです。並んでいる間とゴンドラの中で若いエキスを補給。笑)

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40分くらい並んで上に着いたら太陽もご到着。

あちらこちらで、リフトは混雑しているものの(波があって、ガラガラな時とぐわーっと混む時があります)
やっぱり日本ほどではなく一度、上に登ってしまえば…人がまったくいないコースもあり、
空いてるところを選んで滑ると、そこにはこんな感じに静かなゲレンデが広がっています。
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KANDAHARのコース整備もだいぶ進んでいました。
これから夜に(早朝)水をまいて凍らせるそうです。恐るべしアルペンスキー。

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しかしスキーヴァカンス中にワールドカップってやはり無謀なのでは…
以前の開催はいつも1月の下旬の開催だったのですが、毎回、雪不足に悩まされ、
今回は2月にしたものと思われますが、交通規制が敷かれるので
大パニック必至…。(でもね、親戚が来てるからあえて行きますよ、わたくし怪獣連れで頑張る所存です)

と、心配してもなるようにしかなりませんからね。(どうせすでに嵐の中にいますし)
さて、ワールドカップのカンダハー(ル)はどんな感じかといいますと…こんな↓感じです。

昨年、たくさん体験したスラロームのスタート地点と同じで妙な親近感。(笑)

懐かしいと言えば…毎年、KANDAHARに出場するフランスのナショナルチームが
宿泊するホテルが、私がシャモニーに住み始めて始めて働いた職場なのですが、
サービスする時、デザートのソースをこぼしそうになって(お皿5枚くらい持ってますからね!)
慌てて逆方向に傾けたらデザートそのものがナショナルチーム監督の肩をバウンドして
テーブルに落ちるという粗相をやらかしたのを今思い出しました。
(フランスのナショナルチームの選手の方々+ホテルのディレクターと会食中)

いやぁ〜。監督すごくいいかたで、「いいよ。いいよ。気にしないで〜。」と、
とてもお優しかったので、そんな粗相も懐かしい思い出。
(監督には大迷惑だったでしょうが…。ちょうど10年前だしもう時効ということで!?)

さて、ゴンドラ待ちの行列はヴァカンス中、まだまだ続くと思われますが、
いまゲレンデの雪質はとても良いですよ〜。