天気雪くるくる変わる空模様（五・七・五 俳句もどき）
今日は青空と、モクモク白い雲が入り混じってお天気雨ならぬお天気雪の一日でした。
窓から見える空はちょっと雲があるにせよ青々としているのに、首をひねって上空を見上げると
どんよりグレー。そして写真では分かりづらいのですが、雪が降っています。
日本でも雪が降る地方に生まれ育った方や、生活している人にとっては常識なのでしょうが、
私が初めて知った時に驚いたことの一つに、車に積もった雪を除雪しないまま走行したら
道路交通法違反で罰金がかかること。（一般常識…？）
そんなこと言ったってシャモニー、雪積んで走っている車たくさん見かけますけど…。
そんなわけで、かなり適当に雪かきしていたりもしたのですが。（※真似してはいけません。）
実際に運転をすると罰金取られるからという前にとても危険なので、こういう道路交通法があるのは
よく分かるのですが、でもこんな感じで 走行してしまう車の気持ちもわからなくもなく…
実際に罰金を取られたという話を聞かないので（よほど危険でなければ黙認ということでしょうか…）
実際のところどうなんだろうと気になったので調べたみたら、なんと450€（約56,000円※2016年3月為替レート）
の罰金が科せらせる可能性があるということで、今更ながら必死に雪下ろし。（笑）
ブンの車は９人乗りのワゴン車で車高が高いので雪下ろしが大変ということもあり、
雪を積んで走っている可能性が高く（だいたい下ろしても鶏のトサカのように真ん中に残ってます）
「450ユーロだよ。450ユーロ。」と言ったら普段全く動じないのに少しだけ動揺した（ように見えた）山男。
下ろせない雪は、だいたい家の近くのカーブで急ハンドルを切り振り下ろす。←危険だから絶対にやめましょう&予告なしにやるの怖い。
一般道でもそうですが、高速道路などでは特に後続車に雪がかかるので危険。
（まとまって落ちたらそれこそ危険だと思いますが、少しだけ積んでいてもだいたい粉雪状にぶわっーっと飛んできて後続車の視界が悪くなるので危険です）
あとは山道下る時に普通にルーフの雪がフロントガラスに滑り落ちてきて前全く前見えず、
雪重すぎてワイパーきかずなんてこともあります。（これほんと危ないです…少しの雪だと結構やってしまって慌てます…反省）
あとは凍結により車が凍るのでフロントガラスを専用のスクレーパーというプラスチック製のハケで
ガリガリを削り取るのですが、運転席の前だけまあるくかいて運転している車もちらほら見かけます。
冬季の運転は危険がいっぱい。スキーヴァカンスにご自分の車で行かれる場合はスノータイヤと
チェーンの準備もお忘れなく。（ジュネーブ空港で冬季にレンタカーする場合は基本スノータイヤですが、念のためご確認を！）