フランスのことわざとシャモニーの衣替え

 

予報通り、寒さが戻ってきてしまったシャモニー。(というよりヨーロッパ全体的になのかな?)
昨日は日中でも9℃までしか気温が上がらず、今朝も1℃と寒かった〜。

さて、フランスにも日本と同じように沢山の諺があります。
あっ日本と同じ〜!という意味を持つ、ことわざも少なくないのですが、
今日は今の気分に(??)ぴったりのこちらのコトワザをご紹介しますね。

IMG_4928

En avril, ne te découvre pas d’un fil , en mai fais ce qu’il te plaît.
直訳だと「4月には糸一本脱いではいけない。 5 月になったらお好きなように。」
でしょうか…。4 月はまだ急に寒さが戻ることがあるから、セーター(冬物)
しまってはいけない。という意味なのですが、それプラス(笑)シャモニーの場合は
5月10日までは畑に種をまいてはいけない。
という、ことわざならぬ暗黙の了解のようなものがあります。

IMG_5327

なぜなら5月10日くらいまでは町に雪が降ることがあるから。(山の上は夏でも雪が降ります)

でも、4月中には種蒔きしないとシャモニーの場合、夏も気温がそれほど高くならない
ので(勿論、山の日差しはとても強いので焼けるような暑さの日もありますが)やっと収穫できる頃には夏は
とっくに終わっていて実も小さい。それにもうすぐ雪が降るということが多々あるので、
ここ数年は鉢植えから育てるようにしています。

でも今年はまだ何もやっていません…。(鉢にシソの種を蒔いたくらい)
今までは遠くまで買いに行かないと購入することが出来なかった冷凍枝豆ですが、
(今日の記事は枝豆特集か?のような3画像が続きます!?)

IMG_4671

最近は、シャモニーでも日本に上陸したことで話題になった冷凍食品専門店
Picard /ピカー(ル)↓買えることをみつけてしまったし(味というか食感も初めは茹で
すぎかな?と思ったけれどまあまあです)
畑への情熱(笑)が湧かない今年。

IMG_3576

だって、がんばって育てても鳥とか鹿が多いので、いろいろ食べられてしまうし、
(美味しいものが好きなのはみんな同じ?)それに、実家の父が趣味でやっている畑には
枝豆その他いろんなお野菜が沢山あって、昨年秋の収穫の時に散歩がてら見に行ったら、
もぎながらバケツにいれてるのですが、
まだ実がたくさん付いてるのに脇の方へ。

IMG_0550

これどうするの?と聞いたら、取れすぎて困るから捨てる。って…
私、何ヶ月もがんばってこの(実の膨らみも量も捨てるという)半分くらいしか収穫
できなくて、当然、あっという間に終わってしまうのに、捨てるですってぇぇ?

もうね、実家でたらふく食べたのは言うまでもありません。

でも、数日(もしくは数ヶ月?)経つとやっぱり食べたいんですよね。
それなにり今年もがんばろうかな。でも種がないな・・。なんて思っている4月末。

さて、シャモニーの衣替えですが、寒い日には基本的に夏でもスキーウェアとか
ダウンジャケットを来ている人もいて、お洋服の入れ替えはするけれど(するのかな?笑)
決して奥にはしまいこまない。(きっとシャモニーに限らずフランスはあまり服装で季節感はださないかも)

ということで(と言い訳がましい前置きをしつつ。笑)我が家はまだ衣替えしていません。
というか夏服も冬服も合わせて洋服箪笥におさまるくらいがやはり理想なのかなと
思いつつ、断捨離はあい変わらず進んでいないこれまた4月の末。
(笑。もうすぐ頑張る予定です!!?)